政務活動費で切手を大量に購入していた議員

切手の大量購入自体は、今のところ条例違反ではありません。しかし、切手は換金性が高いので不正の温床となる可能性が否定できません。加えて、今回の監査でも問題になったように、その切手を、いつどこで使用したのかを証明することが難しいものです。そのため、政務活動費の運用手引きでも、政務活動費の支出に対して「これまで以上に透明性の確保を努めるとともに、説明責任を果たして行かなければなりません」と記載されているそうです。

下記に挙げた10人の議員の内、並木議員を除く9人が今回（H27）の市議選に出馬します。個別外部監査で「ただちに不正支出につながるものではない」とされたことで決着がついたと信じたがっているように見えます。しかし、彼らの誰一人として、本当に切手を郵送に使った証拠を公表していません。

それを証明することが難しいのはわかっています。ただ彼らのウェブサイトを見ると、この問題に触れているものはほとんどありません。何もなかったことにしています。それが残念でなりません。

不正支出をしていないのであれば証拠を公開して、堂々とそう主張してほしいです。
現状では、真相を明らかにするための努力の跡が全く見えてきません。

選挙に出るのであれば、その前に自らの潔白を証明するべきだったのでは？
当選したとしても、それは潔白の証明にはなりませんよ。

市民への説明責任を果たしましょう。